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ユベントスの育成方針

先日にユベントスのアリバネーゼCEO、ケルビーニFDが会見を行なって、「ユベントス NEXT GEN」というこれまでU-23だったチームの名称変更について会見を行なったらしい。今シーズンは、ミレッティがトップチームで活躍しているが、ファジョーリ、スーレも会見に3人で出席して、これからユベントスを彼らが支えていく、というような内容の会見だったと聞いている。

 

元々、育成に優れたチームがある。自分の感覚では、イタリアでならアタランタなどが育成がうまかったはずだし、選手を集めてくるという点では、ウディネーゼなども優れたシステムを持っていたと思っていたのだが、ユベントスも育成に力を入れるということで、時代も変わるのだな、と思っている。

 

スペインではオサスナなどのユースも優れた育成を持っていたような記憶がぼんやりとあるが、やはりバスクのビルバオ、カタルーニャのバルセロナは別格で、育てた選手がトップチームに上がって長い間活躍する。グアルディオラも確かバルサのマシアからプロになった選手だったと思う。

 

イングランドでもウエストハム、フランスならかってギー・ルーがいたオゼールの育成などが優秀だと聞いた記憶があるが定かでない。やはりオランダのアヤックスなどのユースから上がってくる選手の凄さが一番かとも思うが、感覚だけだろうか。

 

しかしそういうユースの育成事情も、時代によって変わってきていると思う。

 

スペインの代表で長く活躍したフェルナンド・トーレスは確かレアルのカンテラからアトレティコに移籍してデビューしたはずだし、マンチェスターUのユースにユベントスに戻ってきたポグバも元々はいたはずだったと思う。バルサのユースは海外や他チームにマシアの選手を最近は移籍しまくっているし、「他チームのユースから自チームのユースへの移籍」が平然と行われるようになっている。

 

「ユベントスNEXT GEN」は現在、セリエC・グループAで4位(1勝1敗)、なかなか強いチームで(当然か…)、このようにして選手を集め、育てるとともに、海外を含めた市場で選手を見てもらうという意味もこのチームは持っているのかもしれない、全員がトップに上がれるわけではないし、何人かはセリエAの他チーム、セリエB、Cの他チームにレンタルや移籍する部分もあるのだと思う。プロの、厳しい競争だ。そこから強い選手が生まれてくる。

 

この「NEXT GEN」の競争の中から、煌めきを放つ選手が出てくる、それを信じている。

 

プロジェクトのマネージャー(GM)のような方がおられ、ペッソット(聞いた名前だな…)という方だそうだが、統括されているらしい。他チームからの選手の移籍もあるだろう、強いチームを作り、選手たちに喜びを与えてほしいと思っている。