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CL・PSGーユベントス

22−23のCL、マッチデイ1、PSGとユベントスのぶつかった試合です。

 

前半はユベントスは5−3−2のブロックを組み、スペースを消して守る作戦、組織としてよくまとまって守備していましたが、ボールを持てませんでしたし、守りきりもできませんでした。

 

PSGはV字のような形の中央にエムバペが入るフォーメーション、パスを引き出して2Gは見事でした。

 

前半を見ていた限りでは、後方に守りのシステムを敷いたユベントスには、前に出ていく勢いがないのかな、とは思ってみていました。

プレスがない、という人もおられますが、そうなのでしょうか?、わかりません。

5バックはアトレティコが見事に使いこなしていますし、PSGも強固な3バックのサイドに両翼に速いWBを置いて攻めていましたが、ユベントスの5バックには熟成がいるかもしれません。

システムについてはよく考えて欲しいものです。

 

前半は実力差を感じさせられる試合でした。エムバペ、ネイマールの個人技に対応できていなかったでしょうか…。

PSGのトップ(FW)の選手に自在にパスが入るし、3枚のDHの前でパスを回されてしまっていました。

 

オランダ系、スペインでもバルセロナ系のゆっくりとした攻めよりは、ダイナミックな前に果敢に出ていく攻撃、カウンターを交えた攻撃がユベントスには向いているのかもしれないな、と思ってみていました。

 

後半は監督がシステムを変えられたのでしょうか、前への推進力がややマシになった気がします。マッケニーが入り、ロカテッリも入ったことでパスがやや回るようになりました。

マッケニーのヘッドは見事、コスティッチのタイミングを外した、意表をつくクロスも見事、前半にもグアドラードからのクロスにミリクの惜しいヘッドがあったのですが、ドンナルンマ?に止められていたのを、ここは決めることができました。

GKは、どちらも調子が良かったですね。

 

でも反撃もここまで。

パレデスはうまくボールを循環させ、ボヌッチ、ダニーロを先頭に守備陣も奮闘を見せていましたが、前線の最後の形が決まらなかったり、相手にパスを通させて自陣のボックスに入られたり、これからユベントスの伸びる部分はどこなんだろうな、そう思ってみていました。

 

PSGはネイマールが見事、パスでも危険なパスを出して、ドリブルで運んだり、鍵になるプレーをしていました。エムバペも受けてからのプレーが早いので怖い選手だなとみていました。

ハキミ、メッシを加えて4トップ気味になる時があるのですが、それをヴェラッティ?、6番の選手がうまく操っていました。6番はボール奪取力も高く、本当のキーとなる選手はこの選手かもしれないとみていました。17番も出来が良かった。

ただPSGも代わりに出てきた選手はトッププレーヤーに少し遠慮してプレーしている感じはしました。

 

ディ・マリア、ポグバ、キエーザ、3人抜けていれば、ちょっと厳しいかもしれませんね。

 

ベンフィカ戦が鍵になるかもしれないとのことですが、ちょっと心配です。チームの伸びを期待します。