東京Vを応援しています ー戦術・経営・移籍などー

東京Vとユベントスを応援しています、ほかのJリーグ、海外サッカーについても書く予定です

サッカーにおける女子ファンの獲得について

世界のサッカーを見るに、ゴール裏などではまだ多くが男性の応援が目立つのではないのでしょうか。

しかし実際のJリーグの調査では、男性6:女性4の割合で観戦者が存在していることになっています。調査の方法などにもよると思うので、どこまで正確なのかはわかりませんが、満遍なくファンっていうのはいるんだな、と思います。

ゴール裏も、女性、たくさんおられるのですかね?

 

Jリーグのファン層
 
野球(MLBなども含む)においては、過去には「高齢」の、「男性」の、観戦者が多い、というデータを見たことがあります、古いデータですけど。しかし日本では球団再編のあたりから女性に対するアプローチが広がりを見せるようになったとされます。
いわゆる「カープ女子」や、「オリ姫」などと呼ばれる存在が現れるようになり、女性ファンが増えるようになったことが、プロ野球の観客を押し上げる要因になったとされています。
 
野球女子
 
女性ファンの獲得には、さまざまな仕掛けがあったようです。レディースデイ、レディース席などの取り組みや、女性のトイレを綺麗にするような仕掛け、グッズの販売や食事(スタグル)の開発などにも努力は及んだということを聞いたことがあります。
 
カープ女子について
 
グッズの楽しみ方、試合の楽しみ方、選手の応援の仕方について、男性と女性での違いなどが、その後の応援手法や観客の行動パターンの調査でわかるようになっています。
 
若手選手を育てる、選手の成長を楽しみに見守るというファンも多く、この「選手の成長ストーリー」を追いかける、という楽しみ方は、どのチームでもできる楽しみ方ですので、一つの試合の楽しみ方として、観客を引き寄せる大きな力になりうるのではないかと思います。
 
若手育成
 
自分としては女性が安全に楽しめるようになってからのプレミア・リーグの大躍進が頭にあり、女性にどのようにサッカーを楽しんでもらえるかは大きな要素だと思っています。
サッカーの選手を育てるのも、観客も、スタッフも、経営者も、パートナー、お母さん、女性の力の影響を大きく受けますし、女性選手、女性観客、女性経営者も大事な存在です。
特に子供たちがお母さんの大きな影響を受けます。試合の送り迎え、手伝いなど、お母さんを味方につけるというのは、大事なことだと思います。
 
将来の種を蒔くために、女性にサッカーに親和性を持ってもらうということは、経営戦略、観客の動員の仕組みとして大きな主軸となりうると思います。
 
東京ヴェルディについては、女性の観客にとどまらず、女性のプレーヤーが在籍し、強いチーム(ベレーザ)があるのだから、東京圏において、女性のサッカーの普及にも重い責任を持っていると思います。
 
女性を味方につける、大事なことではないでしょうか。
 
参考として、記しておきます。