東京Vにフィールド・ホッケーのチームがあることを知っている人はいるでしょうか？
トライアスロン、セパタクロー、野球やビーチサッカーのチームがあることを知っている人は、どれだけいるでしょうか。
今、東京Vのサッカー・チームがJ１昇格を争っています。予算はサッカーに集中したい、そう思うのは当然だと思うのです。ここ数年で最大のチャンスだから。
だけどこういう時こそ、「総合型クラブ」という旗を下さないでほしいのです、他の種目のチームにもいくらか、収益が増えているのなら、わずかでも予算を回して欲しいのです。
それが、他の単なるサッカー・クラブとの差別化につながるから。
サッカーに予算を集中させたい気持ちはわかります。ですが、私たちはファミリーで、東京という地域に根付いた、「総合型スポーツクラブ」なのです。
予算や、少しでも支援をもらった他スポーツの選手たちは嬉しいでしょう。その選手たちがトップチームを応援してくれるようになる、口コミが広がる、選手の家族を巻き込んでサポーターの輪が広がっていく。
東京Vは、そのようなクラブになった時、東京の革新的なクラブになれると思うのです。
そのためにはお金が必要ですし、トップチームの勝利も大事でしょう。しかし例えばバスケス・バイロンの移籍金を全てサッカーにぶち込むのではなく、アカデミー、女子サッカーへのサポート、他チームへの予算に、わずかでもいい、分けることができたなら、真のウルトラ、サポーターを超えた、「東京ヴェルディのクラブ人」が誕生する気がするのです。
このような戯言はサッカー関係者には受け入れ難いことかもしれません、お金も絡みますし。ただ、クラブ全体が上昇していくために、お金のシェアの仕方として、クラブトップには頭の中に入れておいて欲しいのです。
僕は、この東京Vというクラブが大好きです、応援しています。そして東京Vには、いつもみんなを笑顔にできるクラブであって欲しいのです。
拙い言葉ですが、願いが伝わると幸いです。
がんばれ、東京ヴェルディ、愛している。
