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ドリブルで持ち上がる方法(2018年に京都に送ったものをのち東京Vに送ったもの)

 試合、惜しかったですね。もう少しで勝てるかとも思ったのですが、まだ何かが足りないようでした。
 
 自分は後半途中から見たのですが、重廣のシュートがセーブされたところは惜しいな、と思いつつ見ていました。守備については別に書いたのですが、ここではあのシーンや、内側へのターンについて。
 
 ウィンガーは左右で躍動しているのですが、DHと攻撃のMFはいまいち冴えんな、そう思いながら見させていただいてました。彼らにももっと力を発揮できる手段がないかと思ったのです。
 
 そこで見出したのが、アウトサイドのライン際を駆け上がる選手と協力してインサイドのMFが並走し、ワンツーや横パスを受けて攻めあがる方法です。横パスをカットされないかは注意しなければなりませんが、5分割した横のレーンでアウトサイドから一筋内側の道(レーン)を駆け上がれれば、より内側のコースをボールをドリブルなりで持ちあがれれば、チャンスはもっと創れると思うのです。
 
 両SBの縦の前にMFはポジションをとってサイドからクロスを上げることをイメージしています。がここのポジションにウィンガー的な動きをする選手が陣取ることが多い。陣形は4-1-4-1のような形か、4-2-3-1のような形になっています。そのウィンガー、もしくはSHに今はサイドでボールが入っているわけです。
 
 それらのウィンガー・SHに対し、中盤のトップ下の選手や、4−1−4ー1の2シャドーの選手が、あまり生きていない。だからこれらの中央の選手が中盤のライン際で持ち上がる選手(SB、ウィンガー、SH)の斜め前に位置をとり、先程も書いたように、一列内側を持ちあがるか、サイドへはたくか、後ろへ戻して角度を変えるなど、アクセントをつけてはどうかと思うのです。
 
 場合によってはターンして、斜め前にドリブルで持ち上がり、縦パスでワントップに預けて前へワンツーで抜け出したり、ワントップの裏抜けなどを誘ったり、横パスで後方からのDHの攻め上がりを引き出してDFラインをぶち抜いてみてはどうでしょうか。
 
 バルセロナの現在の戦術は洗練され、パス、パス、パスのリズムでパスが回っていきます。ほとんどがパスで攻めていきますが、その中にドリブルが時々混ざります。それを分析したくて、しばらく過去のビデオをあさっていました。
 
 すると、2009-2010ころの試合では、もちあがりにドリブルを用いることがあったのを発見しました。
 
 ダニエウ・アウベスのドリブルでのタッチライン際の持ちあがりは強力な武器でしたが、その内側を、メッシが必ずサポートして並走していて、ワンツーや、裏へのパス、インサイドへの切り込みを見せていました。またアウベスは一つ内側のラインへとポジションを変えて、中盤の右寄り、内側のレーン・コースをドリブルで持ち上がるパターンも見せていました(偽DH)。
 
 左のサイドはSBはプジョルだったので持ち上がりはほとんどなかったのですが、ウィンガーのアンリと連携して、MF 、DHの右利きのイニエスタ、チャビが斜め前方へのカットインを見せ、ドリブルからの縦パスや横パスを出していました。右利きの選手は右足でのドリブルが得意ですから、左サイドにおいて前へ、前へと進ませると、推進力が出るようでした。
 
 ウィンガーのロングの持ち上がりも攻撃では有効ですが、右サイドの右利きのMFにドリブルやスピードがあれば、自陣左サイド低い位置や、中央の中盤から右方向へ斜め前方へ、相手のDFを押し込んでいくことができます。彼らにトップ下や、シャドーの役目を果たさせ、中央へドリブルで持ち運んでから、縦パスや、横パス、場合によってはバックパスで、FW、ボランチ、サイドのウィンガーを使わせれば、これからの攻めはバリエーションを増やすと思うのです。
 
まあ、リスク管理、ということを、監督は言われるでしょうが、前に持ち上がってから奪われるなら、まだしもいいのでは
 
 現在の攻めには中央への攻めがなく、それがサイドが生きない原因ともなっています。サイドから斜めのパスや横パス、ボランチから縦パスなどでパスをワントップの後ろのシャドーやトップ下に当て、それからドリブルさせて横・縦・後ろのパスを散らすことをお勧めします。
 
 あまり参考にはなりませんが、念のため。
 
 いつも、ありがとうございます。
 
※2018年に京都に送ったものを、東京Vにのち整えて送ったもの、以下はお礼のみ付け加えています。
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