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笑顔あふれるサッカーを

笑顔あふれるサッカーが見たい。

 

次の試合が、一番大事な試合だ。努力は裏切らない。頭から湯気を出して努力しよう。結果は努力についてくる。

 

正論だ。間違ってない、大事な原則だ。

 

ただ、別の考え方も加えられるのではないか。

 

忘れていないか?

 

楽しむことを、忘れていないか?、遊ぶことを、忘れていないか?、個の自由があるからシステムが生きるのを、みんなで喜ぶことを忘れていないか?

 

ステマティックな動き、守備での体を張ったプレー、素晴らしい。ただ、それだけがヴェルディのサッカーなのだろうか?

 

サッカーの楽しさや、ボールを追う楽しさを、それに加えてほしいのだ。

 

風をきって駆け上がる選手たち、相手のディフェンダーを嘲笑うようなドリブル、強烈な唸りをあげるシュート、密集を鮮やかにすり抜けていく軽やかさ…。

 

それらはシステムとしてまとめられた動きの中の、個の力だ。

 

システムの中で、みんなは楽しめているか?、選手の個は発揮できているか?

 

謙虚に、強い言葉ではなく、柔らかく、言葉を変えて言えればいいのだが、言葉足らずなら許してほしい、選手を型にはめていないか。選手は個の力を発揮できているか。昨年の型に付け加えるものはないか。

 

自由を与えるのは怖い。また基礎の動きの上に応用は積み上がる。ただ型の中で、個人の裁量が与えられ、個人の特性が活きる自由があるのが、サッカーなのではないか。

 

だからシステムの上に、個の力を発揮しよう、また、サッカーを楽しもう、そういうことも言いたいのだ。

 

個の力は、生かされているか。

 

微妙な違いだが、規制と、規律は違う。システムで動いていながら、そのシステムを超えていくような、圧倒的な個が発揮される、そんなサッカーを昨年は見せてもらった。

 

それを、今年も見たいのだ。

 

全体の組織の視点の中で、個人を生かすことも考える。選手の目線も取り入れる、創造する。

 

個の自由と、システムを併存させる。規律と個のアドリブを融合させる。笑顔と楽しさを選手が感じる。規律があるが自由もある。喜びのあるサッカーを目指してほしい。

 

湧き上がる選手個々の力。監督がまとめられる優れたシステム。それらが溶け合って僕らを魅了してくれるサッカー、笑顔の溢れるサッカーが見たい。

 

今までの過去の型を超えたサッカー、見たことのないサッカーを見たい。

 

システムと自由は、融合できると思う。楽しく、生き生きとしたサッカーを、監督の采配を期待している。