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水戸ー東京V(繋ぐ)

リレーでランナーは一つのバトンを繋いでいくわけですけど、東京ヴェルディは、みんなが協力して、サポーターも含めて、試合を壊さないように、バトンを繋いで、試合を繋いで、みんなが個性を発揮して、勝利への勝ち筋を辿ったのかな、と思いました。

 

水戸戦は、1−2でアウェイの東京Vの勝利に終わりました。

2点目のシーンで、ハンドのアピールがあったのですが、正直、画面を見ても自分にはどこがハンドだったか分かりませんでした。どこがハンドだったのかな?

秋田戦ではゴールに見えたシーンでゴールが認められなかったりしたし、杉本選手へのファウルにカードが出なかったりしたので、ここで取りかえさせてもらったのだと思っておくことにしました。水戸には申し訳ないですけど、実際のところは分かりません。

 

試合はどちらも思いきったローテーションで始まりました。東京Vは7人の選手がチェンジ、水戸に至っては10人メンバーチェンジとのことでした。

でも水戸はいい選手がたくさんいるんですね、東京Vももちろんいい選手がたくさんいますけれど。

 

試合はサイドでの押し合いのような感じで始まりました。水戸の中盤の16番の選手を中心に5番の選手が協力して試合を作り、3番のSBの選手でしょうか、などが攻め上がってきました。

東京Vは稲見、宮本の運動量で応戦、西谷選手もコースをよんで、要所、要所を締めていました。どういう布陣だったんですかね?左の小池選手、FWの二人も戻ってきたりして、プレスバックも見られました。

 

そのうち、ファウル?からのクイックスタートで、宮本選手がいいパス、それを河村選手が必死に走って横パス、小池選手が詰めていたのでGKが弾いたところを阪野選手が走りこんでゴールしました。

クイック・スタート、必死の走り、ゴール前の詰め、いずれもなければゴールにならなかったと思います。

阪野選手は嬉しそうでしたね、ゴールパフォーマンスとゆりかごダンスは赤ちゃんに捧げるものだったのでしょうか。

 

しかしリードは長くは続きません。

佐古選手は前に出て、前で止めようという積極的な意図はよく見えたのですが、位置取りを見られてパスが通り、稲見選手のカバーが外され、深澤選手のカバーもぎりぎりでかわされて、ゴールを決められてしまいました。38番の選手だったと思います。

ロナウドのパフォーマンスだったでしょうか?ゴールパフォーマンスは…。

ともかく、同点に追いつかれました。

 

しかし東京Vはここから粘りを見せます。相手の攻めを粘り強く跳ね返し、試合を壊しません、繋いでいきます。

佐古選手も前に出た時はいい縦パスが前線に入っていました。守備でもいいプレーがちらほらあっただけに失点時の位置は悔やまれる。守備でのポジションと、守りの技術でしょうか、自分にはプロのことはよく分かりませんけど。

 

攻撃では西谷選手のいいパスから河村選手のターンしてのシュート、平選手のバーに当たるヘッドなどもありましたが、攻撃では均衡を崩せず、そのまま1−1で後半に入ります。

 

後半に入ると、奈良輪選手、佐藤凌我選手が入って、ペースが上がります。それまでのメンバーの思いを継いで、チームはペースを上げます。

 

しかし水戸も気合が入っていました。前線からハイプレスをかけてきて、一進一退が続きます。この後半始まってすぐの時間帯は、水戸の攻撃も鋭く、ヒヤリとするシーンもあり、どちらかというと押し込まれていたかもしれません。

しかし森田選手、加藤蓮選手が入って、後半の中盤、ボールが落ち着きを取り戻すようになると、東京Vのペースはまた戻るようになります。

つなぎには課題もあるようにも感じましたが、水戸のハイプレスのペースが70分過ぎから少し落ちてきたのと、水戸の16番、5番に、タイトにマークがつくようになったのも試合の流れが変わったのの一つの原因だった、かもしれません。

水戸のバックラインにも疲れがわずかに見えました。水戸も3連戦?4連戦?じゃなかったでしょうか。

 

そこでスピードのある染野選手がイン、東京Vはさらにペースを掴もうとします。

水戸もカウンターを出して、稲見選手がファウルで止めるところが多くなり、水戸側のFKなどもあり、一進一退の攻防は続きます。激しい攻守のやり取りが続きました。

 

ですが、決勝点が決まります。

試合ももう終わりかけているところ(88分?)で、押し込んだ位置での平選手のインターセプトから、森田選手、深澤選手とパスが繋がって右サイドからクロス、これを河村選手が執念で引っ張られながら(あれはファウル取ってもらってもよかったのでは?)ファーサイド、ラインぎりぎりから折り返し、それを中央の佐藤凌我選手が押し込んで、勝ち越しに成功しました。

 

あとは水戸の猛攻を凌いで、勝利を掴みました。

 

試合の初めから全部で16人の選手が力を合わせてもぎ取った勝利でした。

みんなががんばった、自分の力を発揮した、だから勝てた、みんなで勝利を繋いだ試合だったのではないかと思います。どの試合も、最後まで試合を繋ぐ、同じなんですけどね。

 

個人的には宮本選手のクイック・スタートと、中盤でのボール奪取などが目につきましたが、みんな選手は成長しているな、と思いました。稲見選手もかなり走り回っていました。佐古選手にも期待しています。

 

サポーターの声援も、きっと力になったのではないでしょうか。

みんなでもぎ取った勝利、次の試合にもまた繋げてほしいものです。