マドリー・ダービー、アトレティコ・マドリーのホームでのレアル・マドリーとのマドリッド・ダービーを見ました。
メモ取る気満々で紙を用意してパソコンの前に座ったんですけど、激しい攻守に、メモ取るのも忘れてみていました。
取れるほどわからなかった、というのが正確なところかもしれません。
そもそもいつもわかってないけど、わかっているふりしているだけかもしれないのでね。
ただ、サッカーは、スポーツは、とも言えるかな、美しい。
シメオネの作るチームは熱いですね。激しい闘志をむき出しにして戦ってくる。
前半についてはちょっと書いたので後半に絞りますが、守備でも、攻撃でもひたむきに走って、魅力的なチームでした。
最後、22番へのレッドカードはかわいそうだったかな、とも思いましたが、レフリーは絶対ですから。
2点差になっても走りつづけ、肩でゴールを決めて、なおレアル・マドリーに向かっていく姿は強烈でもありました。
ユベントスもスタイルはともかく、熱い魂を持っているチームという点では…、同じになってほしいし、ティフォージはそういう熱いチームを求めているのではないでしょうか。
いやスペインとイタリアを同じにしたら怒られるでしょうけど。
アンチェロッティはどこへ行っても適応するというか、柔軟にチームを作り上げてくるという印象でした。このチームは、アンチェロッティがヘッドではありますが、周りのスタッフがよく生かされているチームなのではないかと感じました。
試合途中に、4−4−2とか、4−3−3とか、場合によってはハイラインの5バックを使ってくる場面も見られました。
よく研究しているんでしょうね、技術にせよ、戦術にせよ。
ウィニシウスは爆発的な力を持った選手ですが、それを生かす周りがいるから、活躍しているのかもしれないと思いました。
アッレグリも、周りを生かすことが必要かと思います。自分の周りの力を引き出すこと。数年のブランクの違い、色々な経験を、アッレグリも積んでいるのかもしれません。サポーターとしては勝ち続けてほしいのは山々ですが…。
東京Vの選手の技術は高い、そう言われます。
いつも見ていて、サッカー選手って凄いな、と思います。
あの小さなボールを回転かけたり、変化させて、10m、20m先の味方に届けるわけです。
パスを出す瞬間の体の体勢が違っても、つまりさまざまなフォームでも同じ精密なパスが出てきたり、フェイントをかけながら次のモーションでは、強いキックを蹴れるように体のバランスを作ってくる。
コンタクトされながら、走りながら、浮いているボールでも、コントロールし、しかも速いタイミングでプレーしてくる。
サッカー選手の、ボールの予測、空間の把握能力…、経験がさせるのか、技術なのか…。
美しいですね、激しいぶつかり合いなのに。
自分は見ているだけで、できない、というのはわかるのですが、感嘆しつつ、見惚れてしまいました。
マドリッド・ダービー、色々問題はあったと聞いてはいますが、世界のトップレベルというのは凄いものだと思いました。