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ユベントスーサレルニターナ、ユーベ仕様か?マンマーク?

荒れた試合になりました。最後のVARはオンサイドだったのではないかとの話ですが、その前のアレックス・サンドロのPKをもらったプレーを見ていると、引き分けでも妥当だったかな、と思っています。もちろん、勝って欲しかった。

しかし試合内容は、五分五分で、かなり研究されているというか、対策されているのを破れなかったように見えました。

 

根本的な問題は、守備がしっかり固まっていないことと、バックラインDFのボール回しが機能していないことにあるのではないかと思います。

順を追って説明します。

 

劣勢だった前半

試合はユベントスは通常通り4−4−2、サレルニターナは3−5−2、場合によっては5−3−2に見える布陣で始まりました。

最初見ていた印象は、ユベントスの守備が良くないな、という印象でした。

相手はがっちりと5バックで守っているのに対し、こちらは前にかかった時にプレスバックが遅れたりカウンターの芽を摘めず危険な場面が何回かありました。サレルニターナは固まっているが、ユベントスは固まっていない、また選手間の距離が離れており、分断されている、距離が遠く感じました。

はっきり良くなかったです。

 

キーンはミリクのように中盤で下がってポストプレーをせず、中盤を埋めることができませんでした。プレスバックは一生懸命していましたし、ヴラホビッチのオフサイドになったスルーパスはキーンからのものでしたが、キーンが前を向いた状態では受けさせない、とサレルニターナが守備を組んでいたので、攻撃では難しかったようです。

マッケニー、ミレッティ、クアドラードと攻撃に能力が高く、守備はやや落ちるのではないかという選手が3枚入っていたので、守備で苦しい場面が前半はよく見られました。パレデスは左右に走り回っていましたが、特に右サイドのマッケニーのところを破られることが多く、その影響を受けてクアドラードが不利な状況に置かれ、苦しい守りを強いられていました。

キーンも、マッケニーも型にはまる動きをするタイプではありませんが、どちらかが、せめて誰かを見る、という守備の整理が必要だったのではと思います。

 

1失点目はクアドラードが破られ、ボヌッチもニアでのクリアが間に合わなかったもの。2失点目はパレデスがサイドでパスを通されてボックスに侵入されたものからのPK(ハンド)。

後半ポゼッションができるようになってから目立たなくはなりましたが、中盤のサイドからバイタル方向へ切り込んでこられることや、ポケットっていうんですかね、角の部分からボックス方向へ入ってこられることは多かったです、狙われていたんでしょうね。

通常だと、インサイドでロカテッリやラビオがバランスをとって守っているのですが、今日は二人とも不在ということで、バランスを取るのが難しかったのではないでしょうか。

マッケニー、ミレッティがボランチの位置まで下がってきていましたが、サレルニターナは対策を用意していたので、ボール回しが詰まってしまいなかなかパレデスのようには循環しませんでした。

 

ロカテッリ、ラビオがいると、中盤でカットしてショートカウンターが出る時もありますが、彼らがいても、サレルニターナがとってきた対策を超えられたかは疑問に感じます。

 

ユベントスの攻撃へのマンツーマン(サレルニターナの対策)

ユベントスの守りは普通は硬いです。引いて、がっちりブロックを作るとかなり硬いブロックを作ることができます。今年はコスティッチというアシストマシーンが入ったので、1点、2点は取れる。だから勝ち星、引き分け、伸びると思います。今回もサレルニターナに負けなかった。

しかしより上に行くには、戦術の改良がいるかも、と思います。

 

サレルニターナがとってきた作戦はマンツーマンに近いブロックだったのではないかと思います。

 

最終ラインのDFとアンカーの前に必ずマンツーでDFを置く戦術です。そうすれば、ユベントスの前へのパス回しを阻害し、前進を防ぐことができる。後方のバックラインでのパス回しはチームのエンジンであり、心臓です。ここでのパスがうまく回らないと、前にうまくボールが供給できません。

逆にいうと相手としてはここを分断し、なおかつ選手を残しておいてカウンターの種を作りたいという考えがあったのではないでしょうか。

ユベントスとしては4バックを横に広げてGKを含めた5枚とアンカーでボールを散らしていくような仕掛けをしたほうが良かったのかもしれません、前にロングボールを蹴ることが多く、またサイドからの攻め上がりも少なかったかもしれません。SBがインサイドへ絞ってDH的な動きをするのもなかなか見られませんでした。

 

サレルニターナは4枚ほどでユベントスの3DFとアンカーにマーク気味に守備をつけてパスを邪魔するとともに、後ろは5−1で引いてスペースを消していました。そしてその5−1と前線の4枚の間のスペースはオープンスペースにして、放棄していました。

ユベントスの前がかりの攻撃陣には5−1、後ろのボール回しには4枚、マンマーク気味で守りをつけて攻撃を無力化していたわけです。いざという時にはゴール前にガチガチの引いたブロックを作っていました。

 

後半、ユベントスの攻撃が活性化したのはミリクが5−1と4枚の間のスペースでリンクになってポストプレーをしたのと、後半の途中から入ったアレックス・サンドロが内に絞ってパスを散らし、パレデスと共にバランスをとったからです。その分、サンドロの背後は守りが薄くなっていましたけど。

 

こうなるとサレルニターナは4枚のマークを前線から中盤の選手に移し、中盤の選手にマンツーを動かして、鍵となるパスを出させないようにしていました。そのためにユベントスは前に出ることができるようになり、ミドルが増え、コーナーなども取れるようになったのです。背後へもスルーパスを狙えるようになりました。

 

今後の対策案のまとめ

今後の対策の案として、セリエAでのマンマーク型の守備について、これまで書いた対策、こうしたほうがいいのでは、をまとめておきます。ベンフィカには別の対策がいると思いますけど。もっとユベントスには強くなってほしいです。

 

・コスティッチが一点に絡んでくれるので、守りを固めること、インサイドを固めてボックスアウト、外へ追い出すような守備をすること。マッケニーは守備の役割をはっきりさせておいてあげたほうがいいと思います。

・バックラインは横に広がって、相手のマンマークを広げてからオープンスペースのある中盤をもっと生かしたほうがいいのではないか。バックラインでのパス回しの研究がいるのではないか。

・中央のヴラホビッチにロングボールを蹴るのではロストが多くなってしまうのでは。もう少し低い位置でポイントを作ったり、縦パスを足下に入れてはどうだろうか。スペースがあるので、ドリブルを用いてはどうか。

・マンツーはマークを外してから受けられると弱いので、相手の背後を取った時にパスを出せるようにすることが必要では。

 

くらいでしょうか。偉そうに書きましたね、素人なのに。簡単に、感じたままです。

選手たちには個性があり、良いところがあります。ケーン、マッケニー、期待しています。

次こそ勝利を願いたいものです。

 

ベンフィカ戦はまた違った試合になりそうですが、試合を重ねて、強くなってほしいです。

長々とすいませんでした。読んでくださったならありがとうございます。感謝します。